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こんにちは。すっかり夏になってしまいましたね。
去年は気温が40℃越えを記録したところも出るほどの酷暑でしたが、さて今年はどうなるのでしょうか?
そこで、今回は夏のドライブに欠かせないエアコンの話をしようと思います。

エアコンの効きが弱くなった

「エアコンの効きが弱くなったなあ。。。」
そう感じたり、そう知り合いから相談された場合、何が原因だと思います?
車好きなあなたなら「エアコンガスが抜けてるんじゃないのかな。」と考えたり、答えたりしてしまうかもしれません。確かにその可能性は高く、エアコンを充填するだけで効きが戻ることもあるのですが、ちょっと待ってください。

ガスは入れ過ぎてもダメ

エアコンはガスを入れ過ぎると、配管系統に規定以上の圧がかかってしまい、制御によってコンプレッサーが作動しなくなるという事態になることがあるんです。ですから、ほんの少しだけガスが減っているようなケースだと、ガス缶を1本充填することで規定以上のガス量になってしまい、効かないままということもあります。本来は、まず系統内にガスがどれだけ残っているのかを調べた上で、不足分のガスを充塡し、規定の量にする。というのが正しいメンテナンスだと言えます。

ではそもそもどうしてガスが不足してしまうのでしょうか?

エアコンガスが不足する理由

エアコンガスが不足する理由は、配管系統からのガス漏れです。
配管の継ぎ目や補機類のどこかに穴があり、そこからガスが漏れているというわけです。
つまり、ガスを充填することでエアコンの効きが戻ったとしても、ガスが減る一次的な原因は解消されているわけでなく、やがてはガスが減り、また同じ症状が発生してしまいます。
言うまでもないのですが、穴の大きさの程度によって、ガスが抜ける期間、サイクルも変わります。
ガスの穴が小さければ、そのサイクルは長くなり、穴が大きければ、すぐに効きが弱くなります。
すぐに効かなくなる、となると、エアコン修理。ということになります。

続いては、エアコン修理についてお話しします。

エアコン修理のジレンマ

エアコンが全く効かない、ガスを入れてもすぐに効かなくなる。そういった場合にはエアコンの修理が必要になるのですが、エアコン修理の前に次のことを知っておいた方が良いです。

修理代が高くなる

エアコン修理は高額になるケースが多いです。コンプレッサーなどは部品の価格が高く、ダッシュボードを取り外すといった作業が発生することもある場合は工賃が高くなります。そもそもガス漏れや、問題箇所部分がすぐに分かれば良いのですが、問題箇所が特定できない場合には、特定するためのトラブルシューティングの費用もかかります。

他の補機類が壊れる

一部を新品に交換することによって、系統内の他の箇所への負荷が強まってしまい、結果さらに新たな故障が発生することがあります。「去年20万円かけて修理したのに…また壊れた。」ということがありえます。

エアコン修理は悩ましいです。

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